日本の昔話、おとぎ話、民話

狐の嫁入り1 日照り

日照り

むかし、むかしの話。
その年の夏は日照りが続き、雨がほとんど降りませんでした。
田んぼの土はひび割れ、おそらくこのままでは、実り(みのり)の秋を迎える前に、稲はすべてだめになってしまうでしょう。
村人たちは神社に集まり、どうしたものかと話し合いました。そして、雨乞い(あまごい)をしようということになりました。


雨乞い(あまごい):雨が降るように、神様に祈ること


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