日本の昔話、おとぎ話、民話

かぐや姫2 なよたけのかぐや姫

なよたけのかぐや姫

竹取の翁には子供がなかったので、ひろってきた赤ん坊に「なよたけのかぐや姫」と名づけて育てることにしました。
赤ん坊はすくすくと育ち、やがて、とても美しい娘になりました。
その美しさは、姫のいるところは、たとえ暗闇(くらやみ)でも、まわりが光り輝いて見えるほどでした。
また、かぐや姫を育てるようになってからというもの、竹を切りに行くたびに竹の中に黄金を見つけ、貧しかった翁もついに長者(ちょうじゃ)になりました。
翁は、立派な屋敷を建て、なに不自由することなく暮らすようになりました。


長者(ちょうじゃ):おかねもちのこと


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