日本の昔話、おとぎ話、民話

狐の嫁入り3 結婚の申し込み

結婚の申し込み

まずは、村の庄屋(しょうや)が、狐の集落(しゅうらく)へと出かけて行って、竹蔵と狐の娘の結婚の話を進めることになりました。
都合(つごう)のよいことに、ちょうど狐の村長には、年頃の娘がいました。
狐の村長は、竹蔵が村一番の働き者と聞き、二つ返事で嫁入りの話を承諾(しょうだく)しました。
結婚式は、3日後、池のほとりで行うという約束をして、庄屋は村に帰ってきました。


庄屋(しょうや):むかしの村の代表者のこと


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