四日目の朝になって、娘は、これまで見たこともない美しい反物(たんもの)を持って部屋から出てきて、 「おとうさん、この反物を町で売ってきてください。きっと高く売れるはずです。それから、わすれずに新しい糸を買ってきてください。」 といいました。 娘に言われたとおり、おじいさんは町に行ってその美しい反物を売ると、とても高い値段で売れました。