日本の昔話、おとぎ話、民話

鶴の恩返し5 織りあがった美しい反物

織りあがった美しい反物

四日目の朝になって、娘は、これまで見たこともない美しい反物(たんもの)を持って部屋から出てきて、
「おとうさん、この反物を町で売ってきてください。きっと高く売れるはずです。それから、わすれずに新しい糸を買ってきてください。」
といいました。
娘に言われたとおり、おじいさんは町に行ってその美しい反物を売ると、とても高い値段で売れました。


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